東医祭は、東医祭実行委員会の主催・運営のもとに行われる東京医科大学の学園祭であり、本学の学生が心待ちにする年に一度のイベントです。本学学生が医学分野にこだわらず広く社会との交流をはかる機会を持ち、将来医療従事者となるべきものが必要とされる社会的素養を修得する場であるとともに、医学部独自の観点から企画された、各クラブによる様々な出店や文化系クラブの日頃の活動発表の場でもあります。
本年度の東医際のテーマは
「解体診祭」
医学の学びとは、単なる暗記ではなく、人体の仕組みを深く理解し、診断し、治療へと繋げる営みです。東医祭を通じて私たちが実際に学んでいることを「見て、体験して、考える」ことで医学部とはどのようなところなのか解体(=深堀り)し、医学の奥深さや面白さを感じてもらいたいと考えています。また、『解体新書』が西洋医学の知識を日本に広めたように、私たちも東医祭を通じて医学の世界をより多くの人に伝え、新たな発見や興味を生むきっかけになればと願っています。